
部品清浄度検査用 パーティクルスキャナMicroQuickマイクロクイック
最速でカンタンな
「部品清浄度の検査」
- VDA19/ISO16232準拠
最速でカンタンな
「部品清浄度の検査」
VDA19.1およびISO16232で標準化された部品の残渣検査では、これまで重量法が主流であり、メンブレンに採取したコンタミを人が顕微鏡を用いて測定をしていました。この計測方法では人による偏りがあり、正確な測定結果を得ることが困難でした。
MicroQuickは残渣検査において重要な粒子サイズと個数、そして形状と分類を僅か2分で自動的に解析レポートまで作成する優れたシステムです。重量法では不可能だった業務の効率化と正確な品質保証を実現しました。
MicroTrap環境(空気中)の、沈降粒子(落下粒子)を粘着シートの上に捕集し、検査します。
MicroStamp平坦な部品異物や表面残渣を粘着シートに転写させ、MicroQuickで検査します。 ※平坦でない部分からの転写例にMicroStampFLEXもあります。
OS | Windows 10 |
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消費電力 | 80W |
寸法 | W 180 × D 180 × H 40mm |
重量 | 1.5kg |
寸法 | W 300 × D 500 × H 120mm |
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重量 | 4.5kg |
消費電力 | 20W |
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寸法 | 21.5インチ ワイドディスプレイ W 520 × D 180 × H 400mm(スタンド含む) |
重量 | 3.5kg |
新しいVDA19(ドイツ自動車工業会規格)はMicroQuick運用を記載した内容に見直しがされ、ISO16232「自動車:部品清浄度の検査」に反映されています。
自動車・精密機械部品では、デジタルマイクロスコープや顕微鏡で行う粒子測定が一般的です。MicroQuickは、このハードルの高い分析機器の導入を、独自のスキャニングシステムの開発でコンタミ粒子の分析報告までの流れを一新しました。コンタミの検出・分類・大きさ・個数を短時間に自動測定します。
自動車部品や精密機械の組立現場では、前加工や洗浄での残渣コンタミを問題視する傾向にありますが、管理しなければならない粒子とは、製品の品質や信頼性に影響を及ぼす粒子全般です。これらは空気に浮遊している固形微粒子や繊維状のコンタミナントも対象としなければなりません。でも機械の製造現場でのクリーンルーム化は、現実的ではありません。
オプションのMicroTrapは、現場に置き一定時間経過後にMicroQuickで観察することにより、雰囲気から製品に影響する異物ををVDA19.2 組立環境における沈降粒子結果で算出することができます。
ドイツの清浄度分析機関のRJLが、自動車・精密
機械部品企業の要求から開発したMicroQuick。
生産数や種類の多い部品の残渣異物を定量検査し
保証するために、よりカンタンでスピーディな検査
機材パーティクルスキャナが登場したのです。
今まで、デジタルマイクロスコープや光学顕微鏡で異物検査をしてきた日本の製造業界。この古来の手法は、検査員の力量や工場間の採用検査デバイスの違いで検査結果の安定性を欠いてきました。
しかし、高コストで時間がかかる分析からの脱却をドイツ工業界は新しい簡易検査機器で解決しました。原因追及の解析はSEM/EDXで適宜、品質検査はMicroQuickでカンタンで高頻度に行う、これが新しい製造業界の異物検査標準となってきました。
清浄度を満たしたパーツを使用しても、組立時に汚染粒子にさらされ製品内部に残存し品質に影響を及ぼすリスクが存在します。
VDA19.2では、組立環境の沈降粒子すなわち、25µm以上の、製品に落下する異物や環境表面を監視することを推奨しています。
オプションのMicroTrapは、現場に置き一定時間経過後にMicroQuickで観察することにより、雰囲気から製品に影響する異物をVDA19.2 組立環境における沈降粒子結果で算出することができます。