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金属摩耗粉センサ AnalexPC

金属摩耗粉センサAnalexPC

金属摩耗粉センサ
オイル中の摩耗粉から
機械状態を監視

故障に直結する金属摩耗を
リアルタイムで検知し、早期発見する

OVERVIEW背景

油中にシリカや砂、金属粉等の固い粒子が隙間に浸入すると、それらが摺動面を摩耗させ、新たな金属摩耗粉を発生させる原因になります。これらの摩耗粉は食品等の異物混入・建設機械やタービン、発電所などのプラントの致命的な損傷となる故障に繋がります。

CONCEPT製品について

金属系摩耗粉センサAnalex PCはオイル中の鉄系&非鉄系の摩耗粉をオンラインで検知します。測定レンジがICPに比べ圧倒的に広く、異常摩耗を発見しやすいことから、ICP を所有している解析機関が、ICPでは計測できない大きな摩耗粉測定をAnalex PCで測定していることもあります。エンジン・ギヤ-・パワートレインを有するシステムの摩耗粉監視をオンライン化する場合 にも最適です。

技術特性

測定範囲
鉄系
  • 40 ~ 70µm
  • 300 ~ 400µm
  • 70 ~ 100µm
  • 400 ~ 600µm
  • 100 ~ 150µm
  • 600 ~ 800µm
  • 150 ~ 200µm
  • 800 ~ 1000µm
  • 200 ~ 300µm
  • ≧1000µm
非鉄系
  • 135 ~ 200µm
  • 600 ~ 700µm
  • 200 ~ 300µm
  • 700 ~ 800µm
  • 300 ~ 400µm
  • 800 ~ 900µm
  • 400 ~ 500µm
  • 900 ~ 1000µm
  • 500 ~ 600µm
  • ≧1000µm
測定原理
電磁誘導法
アプリケーション
  • 比較的大きなコンタミ(40µm以上)の金属片の検出
  • 建機・車両等の異常摩耗検知
  • プラント関連の異常摩耗
  • 食品原料の異物混入・異物検査
  • 設備機械での金属摩耗監視
  • 耐久試験機・加振機などの摩耗粉確認
  • 減速機などのギアボックス・ベアリングの摩耗量測定
測定結果の表示
直径250µmの球型クローム鋼
測定結果例
右のグラフは直径250µmの球型クローム鋼の粒子が、測定部を通過する速度が速くなることにより、センサの反応が弱くなることを示しています。
センサを流れる流量、すなわち通過する粒子の速度が速ければ速いほど検出される磁気は弱まってしまうため、規定の流量範囲内(1.5 〜 12L/分)でも特に2 〜 6L/分が最適です。
付属品
  • ACアダプタ
  • 電源コード
  • 接続ボックス
  • チェック用ロッド(鉄系・非鉄系)
  • LANケーブル
  • ソフトウェア(CD)
  • 取付用防振マウント
ラインナップ
  • Analex ATEX ZONE1適合型
    • ATEX Marking:II 2 G, Ex mb IIB T6, Ta = -20°C to + 55°C
    • IECEx Marking:Ex mb IIB T6, -20°C < Ta < 55°C Gb
    • IPレーティング:IP66
仕様表
AnalexPC

AnalexPC

油種 鉱油系、合成油系、エマルジョン系
検出限界 鉄系 > 40µm  非鉄系 > 135µm
最大圧力 2Mpa
耐振性 8 ~ 500Hz
耐衝撃性 最大50g
環境温度範囲 -20 ~ +70℃
測定温度範囲 -20 ~ +85℃
流量範囲 1.3 ~ 9L / 分(最適流量2 ~ 6L)
最大粘度 500 cSt
コミュニケーション イーサネット(その他通信方法に関してはお問合せ下さい)
電源 24 V DC (18 〜 30V DC)
配管接続 G1/2メス
測定部内径 10mm
測定部長さ 120mm
重量 4kg
サンプル経路材質 PEEK、Viton、アルミニウム
IPレーティング IP67
対応OS Microsoft Windows 8対応
さらに詳しくは

詳細情報

鉄系および非鉄系摩耗粉の磁気測定について

鉄系および非鉄系摩耗粉の磁気測定について

油中の金属摩耗粉を検出する試験法はいくつかありますが、多くは磁気測定による類似の測定原理によるものです。最も有効とされるものは、密封された磁界を通過するオイルの流れを測定するものです。この技術は以前から知られていましたが、「食品中の金属検出」や「機械故障時の切削片検出」などの限られた分野で使用されるのみでした。またこれらの限定された分野においても、不安定性や要求精度が得られないなどの問題点が指摘されていました。金属摩耗粉センサAnalexPCでは、新しい遮蔽システムを含め以下の物理特性を参照しています。

①磁性物質の存在によるインダクタンスの変化
②導電体の電磁誘導によるエネルギー損失の変化

安定した電子発振器により誘導ブリッジが励磁され、摩耗粉の存在によるコイルのインダクタンスの変化により、微少な信号の不均衡が検出されます。これらの影響は一対の高精度な同期検波器により検出されます。多くの磁気検出器は①の「磁性物質の存在によるインダクタンスの変化」のみを参照していますが、金属摩耗粉センサAnalexPCではこれに加え、同相および直角位相を参照することにより、鉄系および非鉄系物質による異なる影響を検出しています。

英語版専用ソフトウェア「DebriSCAN」付属

英語版専用ソフトウェア「DebriSCAN」付属

AnalexPCをPCにシリアル接続し、付属の専用ソフトウェア「DebriSCAN」を使用することにより鉄系/非鉄系摩耗粉の傾向解析、グラフ化、データロギングが可能です。

「DebriSCAN」を用いて

  • ・累積個数
  • ・総粒子数/分
  • ・時間当たりの総質量(µg/h)を見る事が可能です。

よくある質問他の質問を見る

Q1なぜ本センサの内径は10mmなのですか?
Aセンサの検出精度と詰まりの軽減を考慮し最適化された結果です。例えば50mmの内径では検出精度が劣り、3mmの内径では検出精度は向上しますが詰まりの発生が多発することが考えられます。
Q2本センサの出力間隔はどのように決定すれば良いのですか?
Aセンサを取り付けるシステムの重要度・運転環境・メンテナンスのスケジュール等を考慮し、そのシステムの保全技術者とご相談のうえ決定してください。本センサは起動後、通過する全ての金属摩耗粉を検知し記録するため、ユーザーはセンサ内の記録をどの程度頻繁に参照するかを決定することになります。一般的には、短すぎる参照間隔は結果的に出力データ量の増大に直結するため、最適な参照間隔を設定することが推奨されます。
Q3本センサの校正はどのように行われていますか?
A本センサの校正は工場にて、分析室で作成された異なる粒径と組成の金属粉が入った校正標準によって行われています。高度に洗練された製造方法に加え、駆動部の無い本センサの設計により、長期に渡る信頼性を保持します。

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