インテクノス・ジャパン
オイルパーティクルカウンタLCM20(.S.E.A) のご紹介

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LCM20(.S.E.A)

  • 概要・特長
  • アプリケーション
  • 主な仕様
  • カタログダウンロード

概要

オイル・洗浄油の汚染度を数値化し、適切なソリューションに結びつける

産業界全般において、あらゆる機械設備や製品に使用されるオイル。近年その汚染度(コンタミ)管理が非常に重用視されており、外部分析機関に頼らず自社内で測定・管理する企業が非常に増えています。またその分析手法も過去の「顕微鏡での目視」「重量による判定」ではなく、コンタミの「大きさ」と「個数」を数値管理する必要性が高まっています。

設備機械停止原因の80%を占めるとも言われるコンタミですが、そもそも何故オイル中の数μmレベルのコンタミ(夾雑物等)を数値管理する必要があるのか?高精度化・小型化した近年の工業製品においては、極小の夾雑物が致命的なダメージを与えかねませんが、要求される清浄度レベルは個々の機器のパーツ間の隙間(クリアランス)により変わります。クリアランスの大小により物理的に許容されるコンタミの大きさが求められるため、「大きさ」と「個数」が最も重要なファクターとなり、その数値管理が必須となっています。

そのような油中のコンタミを自社内・現場レベルで簡単に、分析室レベルの精度で測定できる機器がオイル・パーティクルカウンタ(油中微粒子計数器)です。測定部を通るサンプルにレーザー光を照射し、通過するコンタミの影の大きさをセンシングする光学式の製品が1990年頃から世界中で使用されるようになり、各現場レベルで購入出来る価格帯に下りて来たため国内でも普及が進んでいます。

オイル・パーティクルカウンタは製品品質の向上のみならず、オイルや設備機械の長寿命化のためにも必須のツールです。


icount LCM20シリーズについて

icount LCM20シリーズについてオイル・パーティクルカウンタLCM20シリーズは産業界で圧倒的な実績を誇るレーザー光遮蔽式の油中微粒子計数器です。サンプル中のコンタミを僅か2分間の測定で、国際汚染度等級ISO/NASに沿った各粒径毎の個数及び汚染度等級を表示、印字可能です。オイル専用に設計されている事、操作が非常に簡単で使い易い事から国内でも幅広く使用されています。

測定原理

  1. 測定原理(1) 一定の流速で測定部を流れるサンプルに、垂直にレーザー光を照射する。
  2. (2) 通過するコンタミがレーザー光を遮り、フォトダイオードに影を作る。
  3. (3) フォトダイオードに出来た影の大きさに比例し、電圧低下が起こる。
  4. (4) 電圧低下量から大きさが算出され、通過頻度により個数が計数される。

特長・機能

1

粒径レンジ

潤滑油・作動油をはじめとした工業用液体の大半は、下記の決められた粒径範囲を計測し報告されることが国際基準化されています。
MTD : 4, 6, 14, 21, 38, 70μm(C)
ACFTD : 2, 5, 15, 25, 50, 100μm

ISO等級(ISO4406)(JISB9933)


1

ISO 4406での表示 (4, 6, 14μm(C))

ISO 4406 汚染度コード :( JISB9933)
オイル・パーティクルカウンタを用いた場合の汚染度コードの国際規格です。サンプル中の粒子数を、≧4,≧6,≧14μmという各微粒子の粒径範囲に区分し、1mL中の粒子数から割り当てられるスケール番号(0~28)を斜線(/)によって区分し、3桁表示します。

ISO等級(ISO4406)(JISB9933)


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NAS 1638 汚染度コードでの表示

過去広く使用されてきた航空宇宙規格です。サンプル中の粒子数を、>5~≦15,>15~≦25,>25~≦50,>50~≦100,>100μmという各微粒子の粒径範囲に区分し、100mL中の粒子数から割り当てられる等級(00~12)を各粒径範囲毎に表示します。1桁で表示するNAS総合等級は各粒径範囲毎の等級で最も数値の高いものが採用されます。
NAS等級(NAS1638)


04

ボトルの測定もインライン測定も可能

プリンタ内蔵、PCへのデータ転送も可能(専用ケーブル・ソフト付属)オイルをボトルに採取して、測定する場合には、ボトルサンプラーをご利用ください。
ボトル測定のメリット
・自由な計測ポイントを採取できる。
・分析室・検査室で利用できる。
・導入後、すぐに運用できる
加圧式ボトルサンプラー BS

プリンタ内蔵、PCへのデータ転送も可能(専用ケーブル・ソフト付属)車両や航空機、テストベンチなどの油圧・潤滑システムに直接接続して測定することができます。
インライン測定のメリット
・計測の誤差が少ない。
・リアルタイムで判定ができる。
・廃油廃材が出ない。
インラインサンプラー STIシリーズ


05

スイッチを回すだけの簡単操作、数分のトレーニングでどなたでも使用可

プリンタ内蔵、PCへのデータ転送も可能(専用ケーブル・ソフト付属)事前の設定なども不要なので、どなたでも簡単に正確な測定が可能です。


04

高速2分測定

1回のテストに要する時間はわずか2分です。前準備と数回のテストを行っても10分程度です。


04

面倒な前準備は全自動(ボトルサンプラーBSを利用した場合)

約2分の前準備で自動的に加圧消泡とフラッシングを行います。面倒な希釈 も不要です。


08

専用ケース・専用ソフト・専用RS232ケーブル付属

プリンタ内蔵、PCへのデータ転送も可能(専用ケーブル・ソフト付属)輸送に便利な専用ケースやデータ転送用の専用ソフトとケーブルが付属します。


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遠隔監視ができる(Sタイプのみ)

専用の制御ソフトで無人測定が可能です。また、多点中央の管理システムで監視する事が出来ます。


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寒冷期に便利なヒーターホース機能(Sタイプのみ)

寒冷期・寒冷地でオイルの粘度が高くなり測定に支障が出ることを防止します。


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インライン時に便利な自動測定機能(SとAタイプのみ)

プリンタ内蔵、PCへのデータ転送も可能(専用ケーブル・ソフト付属)インライン測定時にわざわざ人員を配置する必要がありません。


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テスト名を入力可能(SとAタイプのみ)

データの整理に便利です。


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アグレッシブオイルにも対応(Aタイプのみ)

シール、ゴム材、合成樹脂に影響を与えるアグレッシブオイルの測定が可能です。


測定の方法

ボトルサンプリング

ボトルサンプリングボトルサンプラー加圧式を使う
ボトルサンプラーBSは清浄なボトルに採取した試験サンプルを、LCM20に送りボトル測定を可能にします。
BSは、オイル中の気泡を空圧で加圧することにより自動的に消泡し、測定障害となる気泡を除去します。この気泡除去機能は、約200cSt程度の高粘度潤滑油まで、希釈することなく機能します。
BSAL

ボトルサンプリング

インラインサンプリング

インラインサンプリングインラインサンプラーを利用する
油圧・潤滑油システムにインラインサンプラーを恒久設置し、LCM20へオイルを供給する方式。
配管にインラインサンプラーを設置することで、自動的にオイルがLCM20に流入してきます。カウンタでの測定が終わると配管下流へ戻り、オイルを捨てずにサンプリングができます。
STI(インラインサンプラー)

インラインサンプリング

ポイントサンプリング

ポイントサンプリングスロットルバルブを利用する
油圧・潤滑油システムにテストポイントを設け、直接LCM20へオイルを供給する方式。
配管にインラインサンプラーが取り付けられない場合には、システム中の圧力ゲージやテストポイントなどを利用して、ブリードオフ回路を作りオイルをカウンタへ送ります。
スロットバルブ 

ポイントサンプリング

icount LCM20シリーズラインナップ

LCM20.S
標準タイプで通常の鉱油・合成油系の作動油、潤滑油を始め、様々なオイルに対応可能です。
LCM20.E
標準のSタイプと同機種ですが、自動測定/インデックス入力等の機能を制限した廉価版です。
LCM20.A
航空用難燃性油圧作動油「スカイドロール(商品名)」やブレーキフルード(液)等のアグレッシブオイル専用に開発された製品です。

アプリケーション

求められるオイル清浄度とは

油圧装置

油圧装置近年の油圧機器は、高圧・高性能・高効率を目指して進歩した反面、この目的のために、各部品間の隙間は極限までに狭まれてしまい、コンタミに対して非常に敏感になってしまった側面もあります。
また、精密部品の洗浄などの事例についても同様のことがいえ、高い加工精度の部品には、当然ながら異物による機械的閉塞、損傷を避けるため、洗浄油の清浄度が求められるようになっています。

油圧業界でのアプリケーション

・宇宙航空機 ・建設機械 ・特殊車両 ・造船 ・部品洗浄 ・製鉄 ・製紙 ・フラッシング

潤滑装置

 潤滑装置 潤滑機器も同様に、小型・長寿命化を目的とすることにより、摩耗をはじめとする機器内部に損傷を与える異物の管理基準が、以前よりはるかに厳しくなっており、「顕微鏡での目視」「重量での管理」といった従来の方法や、「定期的に外部に分析を依頼する」といった消極的な方法では、出荷時の品質保証や原因除去型の正しいメンテナンスができなくなってきています。

潤滑油業界でのアプリケーション

・減速機 ・風力発電 ・原動機 ・エンジン ・自動車 ・設備保全 ・石油化学


オプション

ボトルサンプラーBS(Sタイプ・Eタイプ用)
国内で最も多く使用されているサンプラーです。専用ボトルにサンプルを採取しセットするだけで自動加圧消泡・フラッシングまで行うので、後はスイッチを回すだけです。購入後すぐに使える手軽さも好評の理由です。
インラインサンプラーSTI
海外で主流のオンライン測定は設備の配管から直接採取するため、リアルタイム性に優れ廃油・廃材も出ないというメリットがあります。インラインサンプラーの取り付け位置等は条件があるためご相談下さい。
ボトルサンプラーUBS.A(Aタイプ用)
LCM20.Aを使用する場合に使用する、アグレッシブオイル専用のボトルサンプラーです。真空式の消泡ユニットが付属します。
ソフトウェアDatum2.9
標準付属のデータ転送用ソフトで、簡単なグラフ処理、解析、印字が可能です。
ソフトウェアLCM2008
用途によりPC制御で自動測定が可能なオプションのソフトウェアを選択することも可能です。ご相談ください。

主な仕様

LCM20.S

LCM20.Sもっとも利用されているAPC

一般的な油圧作動油から潤滑油、洗浄油、ATFなどの測定に最も適している標準的な機種です。オプションのボトルサンプラーを利用することで、ボトルに採取した試料を測定することができます。また、インラインのサンプラーを選択することで、潤滑・油圧システムに直接つなげて、オイルの清浄度を知ることができます。

LCM20.E

LCM20.Eシンプルな測定に特化したモデル

LCM20.A

LCM20.A測定が困難であった試料に

民間航空機に使用されるリン酸エステル系難燃性作動油「スカイドロール(商品名)」やブレーキオイルなどシール、ゴム材、合成樹脂に影響を与えるアグレッシブオイル専用に作られたモデルです。基本機能と構成はLCM20.Sと同様ですが、シールにFFKMが使用され、ポンプ部品・ケースも特殊材質が用いられています。

LCM20.Sの操作性と精度をそのままに、高粘度対策のヒーターホースや警報出力機能、データインプット、自動運転モードなどの多機能性とACアダプタや付属品を省くことでエコノミーな価格を実現しました。一般的な作動油(32-46cSt)を、ボトル測定したり、手動でのインラインテストをシンプルに行えます。

仕様表 LCM20.S LCM20.E LCM20.A
タイプ スタンダード エコノミー アグレッシブ
測定原理 光遮蔽式自動粒子計数法(光源:レーザーダイオード)
測定油種 鉱油、合成油、洗浄油、アグレッシブオイル(LCM20.Aのみ)
※その他はお問合せください。
測定規格 ISO4406(7~22等級)、NAS1638(0~12級)
測定粒径範囲 MTD校正: >4、>6、>14、>21、>38、>70 各μm(c)
ACFTD校正: 5-15、15-25、25-50、50-100、>100 各μm
校正方法 ISO 11943(ISO 11171 標準機を使用)
校正周期 1回/年
校正精度 5%以内(MTD:4、6、14μm ACFTD:2、5、15μm)
サンプル温度範囲 +5℃~+80℃
使用環境温度範囲 +5℃~+40℃
最高使用圧力 42Mpa
測定時間 2分/1テスト
自動測定 6分間隔~で設定可能 不可 6分間隔~で設定可能
作動条件 インラインサンプリング 圧力0.15Mpa以上
ポイントサンプリング 圧力0.15Mpa以上
プリンタ出力 16桁ドットプリンタ
外部出力ポート RS232(シリアルポート)
電源 専用ACアダプタ(100V)、充電式バッテリ、単一アルカリ乾電池(6本)
※LCM20.Eは上記電源は、オプションです。
シール材質 Viton(フッ素ゴム) FFKM
油圧接続ポート テストポイント M16×2 メス テストポイント BSF5×8 メス
ヒーターホース機能 標準付属 なし
ハンドセット機能 テキストID入力可能 テキストID入力不可 テキストID入力可能
筐体材質 主にABS樹脂
ホース材質 ナイロン
内部パーツ材質 真鍮、鋼版、ステンレス、アルミニウム、他
重量 8kg(ケース:5kg)

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